[01]はじめに
財布のなかにお宝が眠っているかも…
たまには役に立つ雑学をということで、価値のあるお金を紹介します。
僕たちは何気なしに、10円玉や5円玉などの硬貨、1000円札や万札などの紙幣を使っていますが、それらの中には思わぬ値段が付くものもあります。
昔、トリビアの泉で、10円硬貨に関するおもしろい実験がされたことがあります。
つまり、発行された枚数が少ない年の10円硬貨は10円以上の価値があるということなのです。
価値のあるお金を知っていれば、ちょっとした小遣い稼ぎができるかもしれません。
また、宝くじを買うような感覚で、偶然もらったお釣りの中に福はないかな、といって楽しむこともできます。
これから色んな価値のあるお金を紹介していき、その値段も書いていきますが、値段はコイン店や鑑定士によって大きく変動しますし、売値・買値によってでも違ってきます。
ですから、大体の参考価格として捉えてください。
「調べみたらもっと高かったぞ」「ほとんど価値がなかったやんけ」というクレームがあるかもしれませんが、それは上の理由の為です。
ちなみに、ここに載せてある価格は『日本貨幣カタログ2008』にそっています。
日本貨幣商協同会が編集しているので、それなりに妥当な価格ではないかと思います。
[02]ギザ10よ、お前は価値があるのか?
価値のある貨幣といえば、ぱっと浮かぶのはギザ10(縁にギザギザがある10円玉)かもしれません。
僕が小学生の頃、「ギザ10を売れば1万円で売れる」という夢のようなうわさが流れたことがありましたが、もちろんデマです。
ギザ10は、日本で1951年(昭和26年)から1958年(昭和33年)にかけて発行された10円硬貨なのですが、硬貨の価値は、その希少性と美しさによって決まるといわれています。
しかし、ギザ10は発行枚数が多い為、未使用品でない限りは全く取り合ってもらえないのが現状だといいます。
ただ、昭和33年の10円硬貨に関しては、2500万枚しか発行されていないため、未使用で約2万円、美品で200円、並(流通している普通の状態のもの)で100円程度です。
なお他にも並品でも値段がつくギザ10に昭和26年もの、昭和32年のものがあります。
それぞれ未使用で3万円と2万円、美品で100円と150円、並品で50円と80円です。
しかし、並品などだと、コイン商に持っていっても買い取ってもらえない場合が多いらしいので、ネットオークションなどに出すのも一つの手かもしれません。
(造幣局HP、『日本貨幣カタログ2008』参照)
[03]昭和64年硬貨の価値
昭和64年はたったの一週間しかありませんでした。
前にも書きましたが、硬貨の価値はその希少性で決まります。
ということは、昭和64年の硬貨はめちゃめちゃ価値があるということになりそうです。
でも、実際は、ほとんど付加価値はありません。
というのも、結構発行されているからです。
たとえば、貴重だといわれる平成13年と刻印された1円硬貨はわずか802万枚4千枚しか発行されていないのに対して、昭和64年と刻印された1円硬貨は1億1610万枚発行されています。
昭和64年と刻印された5円硬貨は6733万2千枚(平成12年の5円硬貨は903万枚)、10円硬貨は7469万2千枚(昭和61年の10円硬貨は6896万枚)、500円硬貨は1604万2千枚(昭和62年は277万5千枚)、発行されています。
100円硬貨と50円硬貨は発行されていません。
どうしてそこそこの数存在するかというと、これらは昭和64年の1週間限定で製造されたものではないからです。
つまり、デザインの変更に時間が要する為、平成元年となった後も暫定的に昭和64年の刻印で製造が継続され、2月から3月にかけて順次、平成元年の刻印に切り替えられたからです。
ただ500円硬貨だけはすこし付加価値があり、未使用で1500円、美品で800円、並品で600円ぐらいです。
(造幣局HP、『日本貨幣カタログ2008』参照)
[04]エラー硬貨
そろそろ価値のあるお金を紹介しないと、怒られそうなので、エラー硬貨を紹介します。
エラー硬貨とは、硬貨にあいている穴の大きさが、小さかったり、大きかったり、ずれていたり、硬貨の裏と表の上下が逆さまだったり、硬貨の厚みが極端に大きかったりする硬貨、つまり、ミスった硬貨のことです。
エラー硬貨の価値はエラーの種類や程度によって異なってきますが、場合によってはウン十万なんてことも・・・
ちなみに、某ネットショップで穴が3~5mmほどずれた50硬貨が13万円で売られていました。
自分が持っているエラー硬貨の値段が知りたい人は、ネットオークションやネットショップで売られている値段を参考にしてくださいね。
[05]明朝体の5円硬貨(フデ五)
10円硬貨には、ギザの付いたギザ10があることは有名ですが、5円硬貨には、硬貨に彫られている文字が明朝体になっているものがあります(俗称フデ五、あるいは明五)。
ちなみに、僕らが使っているオーソドックスな5円硬貨は、ゴシック体で文字が彫られています。
フデ五は、昭和24年から昭和33年(昭和29年から31年は製造されていません)に発行された5円硬貨です。僕も2枚持っています。
で、フデ五の価値はというと、硬貨の汚れ・美しさが並程度で、だいたい30円から50円くらいです。
ただ、昭和32年発行の5円硬貨はレアで、並品でも500円くらいの値がするそうです。
未使用は8000円、美品は1000円です。
(造幣局HP、『日本貨幣カタログ2008』参照)
[06]価値のある500円硬貨
価値のある5円硬貨と10円硬貨を紹介しましたので、残る硬貨も紹介していこうと思います。
まずは500円硬貨。
500円硬貨の中で発行数が圧倒的に少ない年が、昭和62年です。
その数は、約278万枚と百万台です。
そして肝心のその価値はというと、並品で1200円くらいです。
美品なら2000円、未使用はそれほど変わらず2500円です。
500円硬貨を探すなら、昭和62年です。
また、 昭和64年の500円硬貨にもすこし付加価値があり、未使用で1500円、美品で800円、並品で600円ぐらいで取引されています。
(造幣局HP、『日本貨幣カタログ2008』参照)
[07]価値のある100円硬貨
次は100円硬貨です。
付加価値のついている100円硬貨を二つ紹介します。
まずは、平成13年の100円硬貨で、未使用1500円、美品700円、並品300円です。
もうひとつは、平成14年もので、未使用1000円、美品500円、並品200円です。
財布の中に潜んでいるかも。。
(造幣局HP、『日本貨幣カタログ2008』参照)
[08]超価値のある50円硬貨
50円硬貨ならこいつ。
それは昭和62年もの(発行枚数 77万5千枚)で、その価値は並品でも、なんと8000円。
しかし、残念ながら、まず見つかりません。
というのも、昭和62年の50円硬貨はすべて「ミントセット」と呼ばれるコレクション用のケースに収められているので、一般流通用に造られた昭和62年の50円硬貨は存在しないからです。
ただ、一般流通で見つけた人がいるらしいです。
(造幣局HP、『日本貨幣カタログ2008』参照)
[09]価値のある1円硬貨
1円硬貨は、発行枚数が1000万枚前後の平成12年~14年ものに付加価値が付いています。
その価値は平成12年の硬貨で、未使用400円、美品150円、並品70円です。
平成13年と14年とはほぼ同じ値段で、未使用500円、美品200円、並品100円です。
たったの100円ですが、平成14年の1円硬貨を見つけたときは、ちょっと興奮しました笑
(造幣局HP、『日本貨幣カタログ2008』参照)
[10]価値のある5円硬貨
5円硬貨は意外と付加価値のついているものが多いです。
ここではフデ5以外の5円硬貨のうち、いくつかを紹介します。
昭和34年、未使用で1000円、美品で150円、並品で70円
昭和35年、未使用で1000円、美品で100円、並品で60円
昭和42年、未使用で500円、美品で150円、並品で70円
平成12年、未使用で500円、美品で200円、並品で100円
平成17年、未使用で400円、美品で200円、並品で100円
まだまだありますが付加価値の多い物を紹介しました。
(造幣局HP、『日本貨幣カタログ2008』参照)
[11]価値のある50円硬貨
50円硬貨には超価値のある昭和62年ものがありますが、それとは比べ物にはならないけれど付加価値のある50円硬貨があります。
まずは昭和60年と61年、両方とも美品で300円、並品で150円です。
時代は平成になって、平成12年もの、これは美品で800円、並品で400円です。
平成14年から17年はすべて美品が500円、並品が200円です。
平成13年も、美品300円、並品100円と付加価値がついています。
(造幣局HP、『日本貨幣カタログ2008』参照)